募集者向け2026年9月13日

社食の代わりにキッチンカーを福利厚生に|持ち出し0円の始め方

社食の代わりにキッチンカーを福利厚生に|持ち出し0円の始め方

社員食堂がない。あっても席が足りず、昼休みは行列になる。工場や郊外の事業所では、近くにあるのはコンビニが1軒だけで、昼に外へ食べに出る時間もない。「昼食をなんとかしてほしい」という声は、総務に毎年のように届きます。

その昼食、キッチンカーで用意できます。

社員食堂をつくる工事も、給食会社との委託契約も要りません。敷地の一角に車1台分の区画があれば、温かい昼食が日替わりで届く「動く社食」ができあがります。この記事では、企業がキッチンカーを呼ぶときの条件の組み方を、出店コネクトナビに掲載した企業の実例から説明します(2026年9月13日時点)。

先に結論です。

  • 社食がなくても、車1台分の区画で昼食を用意できる。 厨房工事も委託費も要りません
  • 会社の持ち出しは0円。 出店料は出店者が払うお金です。募集中のオフィス・事業所5件のうち4件が「売上の15%」の歩合です
  • 毎週の社内ランチにも、社内のお祭りやファミリーデーにも呼べます
  • 決めるのは区画・曜日と時間・人数・出店料の形の4つだけ。相談は無料です

社食の代わりにキッチンカーが選ばれる理由

社員食堂をつくるより、ずっと身軽

社員食堂を新しく設けるには、厨房設備、給排水、客席、そして運営を任せる給食会社との契約が要ります。人数の少ない事業所では、委託先を探すところで止まってしまうことも珍しくありません。

キッチンカーは、車そのものが厨房です。調理設備も水も積んで来ます。会社が用意するのは停める場所と、昼休みという時間だけ。始めるのも、曜日を増やすのも、メニューを入れ替えるのも身軽にできます。

「昼に外へ出られない」職場ほど効く

工場、物流拠点、研究所、郊外の事業所。周りに飲食店がなく、限られた昼休みの間に外へ食べに行くのが現実的ではない職場です。

こうした職場では、毎日の昼食が持参の弁当かコンビニに偏ります。敷地の中に温かい昼食が来るだけで、昼休みの過ごし方が変わります。 移動の時間がなくなり、休憩をしっかり休憩として使えます。

社員の目に見える福利厚生になる

福利厚生の制度は、あっても使われなければ意味がありません。キッチンカーは毎回、社員の目の前にやって来ます。

曜日ごとに違う車が来れば、「今日は何の車か」が職場の話題になります。昼休みの行列が名物になり、部署を越えた会話が生まれる。 採用の場面でも、職場の魅力として伝えやすい制度です。

【実データ】企業の案件は歩合15%、会社の持ち出しは0円

出店コネクトナビでは、オフィス・事業所の案件をこれまでに7件掲載してきました(終了した案件を含む)。いま募集中の5件は、すべて神奈川県の企業です。

募集の内容 日時 出店料(出店者が払う額)
相模原市の製造拠点での社内ランチ 記載なし 売上の15%+税
茅ヶ崎市の企業の敷地での社内ランチ 記載なし 売上の15%+税
横浜市の企業の社内のお祭り 11月1日(日)10:00〜15:00 売上の15%+税
横浜市の企業の家族見学会での昼食 11月7日(土)10:30〜14:00 売上の15%(税別)
神奈川県の企業 記載なし 記載なし

※2026年9月13日時点で募集中の5件。「記載なし」は、募集要項にその項目が書かれていないものです。

5件のうち4件が「売上の15%」の歩合です。残る1件は、募集要項に出店料が書かれていません。

出店料は、会社が払うお金ではない

ここがいちばん誤解されやすいところです。

キッチンカーの募集でいう出店料は、出店者が場所を使わせてもらう側として会社に払うお金です。会社がキッチンカーに払う出演料ではありません。歩合15%なら、その日の売上の15%を出店者が会社に払います。

つまり、会社は1円も出さずに、社員向けの昼食を用意できます。 社員は食べたい日に、食べたいものを自分で買う。会社は場所と時間を用意する。これで福利厚生がひとつ増えます。

なお、仲介を通す場合、会社が受け取るのはここから手数料を引いた額です。お金の流れの全体像はキッチンカーを無料で呼ぶにはにまとめています。

全体より高めの15%で組まれている

募集中の110件全体では、歩合を含む52件のうち35件が10%で、これが最も多い設定です。これに対して、企業の歩合4件はすべて15%で出ています。

企業の敷地には、決まった人数の社員が、決まった時間に、確実にいます。周りに競合する飲食店もありません。売上の読みが立ちやすい場所なので、率を高めに置いても出店者にとって魅力のある条件になります。 率の決め方そのものはキッチンカーの出店料の相場をご覧ください。

補助を出すなら、経理の扱いを確認する

「1食あたりの代金の一部を会社が補助する」「社内イベントの日は会社がまとめて支払う」といった組み方もできます。費用を会社が負担する場合の経理上の扱いは、経理担当や税理士に確認してください。 歩合で場所を用意するだけの形なら、会社が負担する費用は発生しません。

社内ランチと社内イベント、2つの呼び方

社内ランチは曜日を決めて毎週来てもらう

相模原市の製造拠点と茅ヶ崎市の企業の敷地では、社内ランチとして売上の15%+税の条件で出店者を募集しています。

続けやすいのは、曜日を決めた定期出店です。「毎週火曜と金曜はキッチンカーの日」と決めれば、社員はその日を予定に入れ、昼休みの行列が習慣になります。出店者の側も来る人数が読めるので、仕込みの量を合わせられます。

募集中の110件全体でも、99件が常設です。条件が決まった場所に、続けて通ってもらう形が主流になっています。

1台に毎週来てもらう形も、曜日ごとに違う車を呼んで日替わりにする形も組めます。曜日と時間帯の決め方は定期開催の曜日と時間帯の決め方に、平日の昼がキッチンカーにとってどんな場所かはキッチンカーの平日の出店場所にまとめました。

社内イベントはお祭りやファミリーデーに呼ぶ

もうひとつが、社内のお祭りや、社員の家族を招く催しです。

横浜市の企業では、11月1日の社内のお祭りに10時から15時まで、売上の15%+税の条件で出店者を募集しています。同じ横浜市には、土曜に開く家族見学会の昼食に、売上の15%(税別)で出店者を募集している企業もあります。

普段の昼食と違い、イベントでは複数台を並べて、食事・スイーツ・ドリンクをそろえるのが定石です。家族連れが来る日は、子どもが喜ぶスイーツやドリンクの車があるだけで会場が一段にぎやかになります。

イベントでの台数や配置の決め方はイベントにキッチンカーを呼ぶにはイベントへのキッチンカー手配をご覧ください。

始める前に決める4つのこと

1. 区画と入構のルール

必要なのは、キッチンカー1台が停まれる区画と、そこまで入ってこられる経路です。電源と水道はなくても構いません。発電機と給排水タンクを積んだ車両を探せます。

工場や事業所で先に決めておきたいのは、守衛での入構手続き、構内の走行ルート、火気の扱い、立ち入れない区域です。自社の安全ルールを最初に出店者へ伝えておけば、当日に迷うことはありません。

2. 曜日と時間

昼休みが始まる前に、販売の準備を終えてもらうのが基本です。交代で休憩をとる工場なら、休憩の時間帯ごとに客が分かれるので、販売時間を長めにとります。

3. 何人が買いに来るか

社員数、その日の出勤人数、昼休みの時間帯。これを伝えると、出店者は仕込む量を決められます。人数が多い事業所では2台、3台と並べて、待ち時間を短くします。

4. 出店料の形

企業の実例にならうなら売上の15%の歩合です。会社の持ち出しは0円のまま始められます。決めきれなければ、応相談で出すこともできます。

税の扱いまで書いておくと、精算で食い違いません。募集中の110件のうち72件が、出店料の税の扱いを明記しています。

呼べるキッチンカーと、社内で説明するための材料

登録出店者は3,521店。神奈川に対応する車も探せる

出店コネクトナビには3,521店の出店者が登録しています。そのうち出店者ページを公開している1,386店を数えると、545店が神奈川を対応エリアに入れています。同じ1,386店のうち、東京を対応エリアに入れているのは765店です。

公開している1,386店のジャンルは、食事603店、スイーツ512店、ドリンク478店(複数選べるため、合計は1,386店を超えます)。出店者ページに登録されたメニュー3,695件はすべて価格つきで、何をいくらで売る車なのかを、呼ぶ前に確認できます。 社員が払う1食の値段を、事前に見て決められるということです。

衛生と保険は書類で確認する

社外の車両を敷地に入れるとなると、「食中毒が起きたら」「事故があったら」と社内で必ず聞かれます。

書類審査で必須にしているのは、営業許可証・食品衛生責任者証・損害賠償保険・PL保険などです。何をどう確認しているかはキッチンカー出店に必要な書類にまとめているので、社内の説明資料にそのまま使えます。

掲載は無料、段取りを任せることもできる

募集の掲載に費用はかかりません。ご自身で募集する形なら、掲載料・登録料・成約手数料もいただきません。出店者への声かけから当日の連絡、書類の確認まで運営に任せる形も選べます。費用の考え方はキッチンカーを呼ぶときの費用をご覧ください。

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まずは相談から

日程が固まっていなくても、条件が決まっていなくても構いません。

「社食のない事業所で、昼にキッチンカーを呼べるか」という段階からご相談いただけます。敷地の広さ、社員数、昼休みの時間をお聞きすれば、何台を、どの曜日に、どの条件で呼ぶのが合うかをお伝えします。会員登録は不要、ご相談は無料です。

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